焙煎について
◆焙煎(ばいせん)について◆
カフェ・ド・カルモでは、お客様の好みや用途に応じて
5段階の焙煎度合い(と生豆)をお選びいただけます。
そもそも焙煎って?
→白い生豆に火をいれて、みなさんのよく知っている、あの茶色のコーヒー豆にすることです。
一般に、焙煎度合いが
浅ければ酸味が際立ち、
深ければ苦味が強まります。
同じ銘柄でも、焙煎度合いによって味が違うのです。
焙煎が浅いほど酸味が強く、コーヒー豆の色も薄くなります。浅煎りのコーヒーはコーヒー本来の香りや繊細な風味を楽しめる反面、ミルクなどを入れると味が負けてしまいがち。ストレートで味わうのに向いています。
反対に焙煎が深くなると、苦味が強くなり、酸味は感じられなくなります。豆の色は黒っぽくなり、油分が浮き出してきて濡れたように光っています。ミルクを入れたりカフェオレにしたり、アイスコーヒーやエスプレッソを淹れるには、深煎りの方が向いています。
もちろん厳密な決まりはなく、すべて飲む人のお好み次第です。是非いろいろ試して、お好みのコーヒーを探し当ててみてください。
「銘柄もこんなにあるのに、焙煎まで選ばなきゃいけないの? なんかもう面倒だなあ……」
そんな方は
「お店におまかせ」を選んでみてください。スタッフが毎回飲み比べて決めている、おすすめの焙煎度合いでお届けします。それで「おいしいけど、ちょっと酸味が強いかな…」と感じたら、別の銘柄を探すのも手ですが、次は同じ豆で少し深煎りにしてみるのも、
理想のコーヒーへの近道かもしれません。
ところで、「酸っぱいコーヒーは苦手」という方の中にはときおり、古くなったコーヒーを飲んでまずかったり、体調が悪くなった経験から、苦手意識を持ってしまった方もいます。新鮮な浅煎りのコーヒーの
『酸味』は、古くなって
『酸化』したコーヒーの酸味とは
まったく別のもの。機会があればカルモの新鮮な浅煎りコーヒーで、上質な酸味を試してみてください。